プロフィール・メッセージ

2024-2025年度 国際ロータリー第2550地区ガバナー

国際ロータリー第2550地区ガバナー市田 登

市田 登いちだ のぼる

所属
鹿沼ロータリークラブ
生年月日
1952年6月14日
職業
株式会社アガ設計工業 取締役会長
株式会社アーリス 取締役会長
職種
建築設計・施工

学歴・職歴

東京理科大学大学院工学部建築学科修士課程修了
宇都宮大学大学院工学部建築学専攻博士課程修了

ロータリー歴

平成10年5月21日鹿沼ロータリークラブ入会(ロータリー歴23年)
ポールハリスフェロー・ベネファクター・米山功労者
2013-14鹿沼ロータリークラブ第54代会長
(一社)鹿沼ロータリークラブ障碍者更生援助会理事長(現職)
第2550地区社会奉仕委員会委員

その他

マルチプル・ポールハリスフェロー1
ベネファクター
米山功労者

地区方針

  1. 会員増強
    重点目標として、ロータリー会員の増強を課題としてあげます。
    現在国際ロータリアンの会員数をみると横ばいの傾向であります。21世紀に入る頃までは、会員数は右上がりで、急激に増加してきました。1956年には約40万人でしたが、その後、1966年、76年、86年、96年と、10年ごとに20万人ずつ 増え続け、1986年には100万人を突破し、1996年には120万人となりました。しかし、その後、21世紀に入り、120万を超えたところでほぼ横バイの状況が続いており、現在2023年9月現在クラブ数37,010、会員数1,181,334人です。
    では国内会員数はどうか、最も多かったのは1996年11月末の130,982人で、 その後は毎年減少の傾向にあります。
    2550地区においても会員減少は、切実な問題であり、クラブの存続さえも危惧されます。この状態を何とか解消しなければ、ロータリーの意義を問われることにもなります。それには、新入会員の増強と退会防止の2点が大切になります。
    ① 会員増強の取り組み
     各地域においてクラブの奉仕活動を行っていますが、それと同時にロータリーとはただ単に奉仕活動だけではなく、自身の職業意識を高めることができる団体でありことを強調し、理解をしていただくこと。各クラブの活動を地域の方々に知ってもらう機会を作ることに取り組んでいただきたい。

    ② 退会防止
     退会者を出さないこと。各クラブで退会者が出た場合その理由が何か、どこに原因があるのかを検討していただくことです。退会の原因の要因としてとして、会員の高齢化という問題があります。毎回の例会出席が難しくなり、新入会員をはじめ若手会員との交流が取れなくなる状況があります。この状況を打破する施策を考えること
    また、会費をはじめ諸経費の経済的問題も考慮する必要もあるかと思います。

      以上を重点項目として、純増 2名を目標として取り組んでいただきたい。
  2. ポリオ撲滅活動の推進
     あと少しで、ポリオの撲滅が可能となりました。ここからが正念場です。国際社会情勢により、ワクチンが投与できないことがないようにさらなる活動をしなければいけません。天然痘に続き人類で二つ目の地球上からの病気撲滅です。ここで止めるわけにはいきません。ロータリアンが最後まで世界の子供たちに誓った約束を守りましょう。
  3. 地区グループでの共同活動
     一つのクラブで活動を行うことも大切ですが、会員減少の傾向によりクラブ活動が制限されることなく、また有意義な活動を継続するために各地区グループでの共同活動を活発に推進する。
     第2550地区ではポリオ撲滅運動が地区で行われるようになり、十分な成果が得られることが証明されました。特にロータリアン共通認識の活動は、地区あるいは複数のクラブで活動することを推薦します。
    さらには、各クラブにおいて、例会プログラム、イベント情報を他クラブに紹介をして、メイクの奨励を図ります。
     また、RLI(ロータリーリーダーシップ研究会)にも積極的に参加しましょう。

    以上の三つを上げましたが、他に地区目標として
  4. ロータリー財団の有効な活用
     地区補助金を活用した地域社会への貢献、グローバル補助金を活用した国際社会への貢献を図ります。
    そのため、ロータリー財団への寄付目標を1人150ドル、ポリオプラスへ30ドルとします。
  5. 米山記念奨学生の支援
     クラブと奨学生並びにその母国との親善関係を作る重要な意義を再認識すること。
    そのため、米山記念奨学生への寄付の目標を1人19,000円とします。
  6. DX化への対応
    メンバーの教育と意識向上: DX(デジタルトランスフォーメーション)の基本をメンバーに教育し、デジタル技術の重要性について意識を高める。
     ロータリークラブの活動や成果を広く知らせるために、ソーシャルメディアを積極的に活用します。定期的な投稿やキャンペーンを通じて、地域社会との連携を強化します。
     また、My Rotaryへの登録及び活用を推奨します。
  7. ロータリーの友の活用
     いろいろな有益情報があり、それを記事紹介する場を例会において設けることを推奨します。

地区目標

~ロータリーを楽しもう~

ロータリーの始まりは、4人のメンバーがお互い信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やすところから始まりました。そして今日まで多くのクラブ、ロータリアンが誕生し、様々な活動をして、多方面にわたり多大な貢献をしています。コロナ禍ということで、ここ数年活動が制限をされたこともありました。これを機にそこでこれまでのロータリーの活動をもう一度見直しその上で今後の活動方針を立てて、継続する活動とまた新たな活動を通して、地域貢献に寄与し、何よりもロータリアン自身がロータリー活動を楽しみ、超我の理想を現実にする組織、活動でなければなりません。
そこで今年度は、ロータリーを楽しむために下記のクラブ運営方針と重点項目としました。みんなで、ロータリーを楽しみ仲間を増やしましょう。